専用VPNの不満を解消するソリューション
横浜市の先進的プロジェクトとして

センター長/医学博士 中村 陽一 氏
理学博士 片岡 浩巳 氏
代表取締役 横田 匡彦 氏
現在何らかのアレルギーを罹患する人は非常に多い。これには原因となるアレルゲン(原因因子)の他に感染・タバコ煙・大気汚染などが関与する。横浜市は、みなと赤十字病院においてアレルギー疾患などを対象に政策医療を展開するとともに、生命科学の研究成果を産業化へ繋げ、健康な市民生活に貢献することを目的とした先進的プロジェクトを推進している。
横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターは、その一つである「免疫・アレルギー対策プロジェクト」の中核施設として花粉や粉塵または気象条件などといった環境的要因を計測し患者の症状のデータと統合してアレルギー管理を行うとともに環境的要因によるアレルギー増悪メカニズムの科学的エビデンス確立を目指す。
「ディーゼル粒子、花粉、天候とアレルギーの症状との間に関係があるというのは基礎研究や動物実験の結果からは証明されているが、実際の患者さんではそのエビデンスははっきりしていないのが状況です。そのエビデンスを蓄えることによって、本当のアレルギー管理というのが現実化すると考えています。」(センター長 中村博士)
環境的要因のデータ計測に用いられるのは、粉塵・花粉・気象センサーなどのセンシング機器である。免疫・アレルギー対策に係る上記プロジェクトチームは、横浜市内の多地点に位置するビルの屋上などにセンシング機器を設置し、それを遠隔地の拠点にあるサーバーからネットワーク接続し、データ収集を行っている。この、各地のセンシング機器と拠点のサーバーとを結ぶインフラとして導入されたのが、PacketiX VPN 2.0である。
専用VPNの不満を解消する最適なソリューション
当初はやはり他の専用VPNも検討されたが、プロジェクトにかかわった高知大学医学部片岡博士は専用VPNに経験上不満を抱えていた。
「専用VPNは、途中のネットワーク機器の更新等があると利用できなくなったり不安定になる問題が多くありました。また、プロトコルが複雑な上にコストも非常に高いという点、も問題でした。」
(片岡博士)
システム構築に携わったウェザー・サービス株式会社の清水技術部長は、片岡博士の推薦があって初めてPacketiX VPN 2.0に触れたという。検証のため当初は自宅と会社とをPacketiX VPN 2.0で接続し、清水部長はその使いやすさとセキュリティの高さに驚いた。
また、他のVPNとは違い、日本国内での導入事例や日本語での情報が豊富な点も高く評価された。
結果、このプロジェクトでは満を持してPacketiX VPN 2.0が導入・運用されることとなった。
裏打ちされた確かな性能
導入後の不具合は特になく、運用は順調とのこと。ウェザー・サービス株式会社 横田社長は、PacketiX VPN 2.0について以下のように語る。
「不安は全然なかった。ソフトウェアは誰がコードを作ったのかという点が一番重要と思う。その性能はほとんど、コーディングをした人の能力に100%依存します。」
また、片岡博士はPacketiX VPN 2.0について以下のように語る。
「IPAの未踏ソフトウェア創造事業・未踏ユース部門時代から注目していました。誰もが実現可能と考えていた内容ではありますが、それをセキュリティに配慮した設計で見事に実現している点は非常に評価できる。既存のソリューションと比較しても特長があり、優れている。」
裏打ちされた確かな性能に、横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターが寄せる信頼は厚い。


