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TrusRAID (ストレージ) 導入事例 東京大学・産業技術総合研究所

安定性とコストパフォーマンスを両立した、100TBを超える大容量RAIDシステムを導入

- 東京大学・産業技術総合研究所 -
掲載日:2006/11/30

現在の医薬品開発においては、遺伝子の相互関連を明らかにするための研究が行われている。この研究プロジェクトの中核を担うのが、東京大学および産業技術総合研究所(以下産総研)である。

ストレージシステムへの高度な要求

この種の研究では、一枚で1,500もの種類の実験を行うことのできる細胞チップが用いられる。刺激を与えた細胞が見せる経時的な反応の変化を確認するための画像の撮影や遺伝子の発現などの測定を行う。例えばそれぞれ二種類の画像を撮影すると、一度に1,500×2=3,000枚、一回の実験で100回程度画像を取得すると、画像データの総サイズは600GB程度になる。さらに、研究プロジェクトの間に同様の実験が何度も行われるため、そこで用いられるストレージシステムは、100TB以上という大容量が要求された。

大容量であることのみならず、そこでは安定性、イニシャルコストの低さ、そして運用を考えたシンプルな構成、といった条件もクリアする必要があった。

ぷらっとホームのRAIDソリューション

ぷらっとホームが提案し導入されたシステムは、一台のSolaris10ホストサーバにRAID(4U 24Bay、FC Host I/F、物理容量12TB)が10台、FCスイッチ経由で接続され、RAID5機構をとることにより約100TBのSANストレージ領域を確保する。また、同様のシステムでRAIDの数が7台(RAID5、約75TB)になったものも導入されている。いずれも大容量かつ安定性を備え、構成のシンプルさ・イニシャルコストの低さも兼ね備えた、当初の要求に余すところなく応えたシステムである。

検討段階では、単なるRAID機器の導入というのではなく、サーバ・ストレージ・その他周辺機器までを一括してアレンジするソリューションとしてのシステム提案が求められた。単純に、多数のサーバによるクラスタを利用したRAIDシステムを組むことも可能だが、その場合はコストが非常に高いものとなり、また運用の上でもシンプルな構成とは言いがたかった。

今回採用されたシステムがさらに今後成果をあげてゆけば、ぷらっとホームの優れたシステム構築力、そしてシステム構築から運用サポートまでを一括して提供し、最先端のライフサイエンス研究をサポートするソリューション提案力を、より具体的な形で示唆する事例となるだろう。

Profile
産業技術総合研究所は、わが国における産業技術水準を向上することにより社会の発展に寄与する。
多岐分野にわたる研究活動を通じて、我が国の経済的発展に貢献し、国民の生活の向上に寄与できるよう研究を展開し、研究成果の発信と成果の普及に努める。
・計量の標準や地質の調査、更にわが国のテクノインフラ整備にかかわる基盤技術の構築など、産業基盤技術の研究・開発。
・国自らが課題解決に取り組んでいくことが求められているエネルギー・環境技術などの研究。
・国際的な産業競争力強化や新産業の創出に向けて、幅広いスペクトルでの探索と分野融合によるイノベーションを推進すべき研究。
独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)
http://www.aist.go.jp/index_ja.html

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