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ファームウエアアップデート-2.4.20 Ver-20070831

このたび「OBS266」用ファームウエアアップデート 2.4.20 Ver-20070831をリリース
いたします。

■名  称：「OBS266」用ＣＤ 2.4.20 Ver-20070831
■配布者：ぷらっとホーム株式会社
■著作者：ぷらっとホーム株式会社

■動作内容：
「OBS266」用ＣＤ 2.4.20 Ver-20070831 は
現在のファームウエア 2.4.20 Ver-20050119の以下の点を変更いたします。

1.  SSD/Linux 0.2 のサポートリリースです。
    OpenBlockS266/128/16R にも対応しています。

2.  ファームウェアの提供ディレクトリを OpenBlockS266,OpenBlockS266/128用と
    OpenBlockS266/128/16R用の２つに分けました。
    ディレクトリ構成は以下のようになっています。
        +--powerpc-obs266
        |  +-- binary           CF/HDDイメージ
        |  +-- installation-08  OpenBlockS266,OpenBlockS266/128用ファームウェ
ア
        |  +-- installation-16  OpenBlockS266/128/16R用ファームウェア
        +--source
        +--distfiles
        +--SerialTool
    installation-08に入っているファームウェアは、OpenBlockS266/128/16Rでも
    使用できます。

3. 今回のリリースよりファームウェアより CF/HDD の DMA が自動では
   有効になりません。
   HDD を使用して DMA を有効にする場合は、/etc/rc.conf の
   #use_hda_dma=YES        hda_dma_mode="mdma0"    # hda dma
   の行の有効にして（先頭の#を削除）hda_dma_modeを 
   HDD のdma モードに設定してください。
   HDD のdma モードは、hdparm -I /dev/hda にて取得できます。
   OpenBlockS266,OpenBlockS266/128 では、CFをDMAモードでは使用できません。
   2007/07現在、DMA可能なCFであってもDMAモードで動作しないものがあります。
   DMAモードでの動作が確認されたものは、弊社ホームページにて公開しています。

4. OpenBlockS266,OpenBlockS266/128用ファームウェアの
   シェルが、sh に戻りました。
   OpenBlockS266/128/16R用のものは、bashのままです。

5. ファームウェアに
   ramdisk.image.wlan.gz
   zImage.initrd.treeboot.wlan
   ramdisk.image.wlan-product.gz
   zImage.initrd.treeboot.wlan-product
   を追加しました。
   *wlan*
     RAMディスクサイズが 32MB になっています。
     動作確認のとれた 無線LAN モジュールが入っています。
   OpenBlockS266/128/16R用には、*big* *pcmcia* *wlan* はありませんが
   これらを全て統合した *huge* を提供いたします。

6. OpenBlockS266,OpenBlockS266/128用ファームウェアの
   最大サイズが 8192000 バイトに増えました。
   ただし今までのファームウェアでは 8060928 バイト以上のサイズの
   ファームウェアを直接書き込むことが出来ません。
   一旦今回リリースのファームウェアでアップデートを行ったのち
   8060928 バイト以上のサイズのものを書き込んでください。
   OpenBlockS266/128/16Rの場合は、ファームウェアの最大サイズが
   12582912バイトとなっています。

7.  ＷＥＢ設定ツール・シリアル設定ツールにおいて
    レゾルバ設定(/etc/resolv.conf)
    IPマスカレード、ポートフォワード、ファイアウォール設定(/etc/rc.iptables)
    DHCPD設定(/etc/dhcpd.conf)
    SENDMAIL設定（/etc/mail/に格納されたファイル)
    NAMED設定(/etc/namedb/に格納されたファイル)
    HTTPD設定(/usr/contrib/etc/thttpd.conf)の変更を行わないように
    指定できるようになりました。

8. 各種パッケージの累積アップデートを行いました。
   各パッケージのバージョンは以下のようになっています。
        Linux-PAM       0.77
        autoconf        2.61
        automake        1.10
        bash            3.2-025
        bc              1.06
        bind            9.2.8-P1
        binutils        2.13.90.0.18
        bison           2.3
        bootp           DD2.4.3
        bzip2           1.0.4
        coreutils       6.9
        cron            3.0pl1
        cvs             1.11.22
        db              4.6.19
        debootstrap     0.2.45-0.2
        dhcp            3.1.0
        diffutils       2.8.1
        dump            0.4b41
        e2fsprogs       1.40.2
        ed              0.8
        ex              050325
        file            4.21
        findutils       4.2.31
        flex            2.5.33
        gawk            3.1.5
        gcc             3.2.3
        gdb             6.6
        gettext         0.16.1
        glibc           2.3.1
        gmp             4.2.1
        grep            2.5.3
        groff           1.19.2
        gzip            1.3.12
        hdparm          7.7
        iptables        1.3.8
        kbd             1.12
        kernel          2.4.20
        ksymoops        2.4.11
        less            406
        libtool         1.5.24
        lpr             2006.11.04
        m4              1.4.10
        make            3.81
        man             1.6e
        man-pages       2.64
        minicom         2.2
        modutils        2.4.27
        ncurses         5.6-20070825
        netatalk        1.5.5
        newsyslog       1.1
        nfs-utils       1.1.0
        ntp             4.2.4p3
        openssh         4.6p1
        openssl         0.9.8e
        ov511           1.65
        patch           2.5.4
        pcmcia-cs       3.2.8
        perl            5.8.8
        pidentd         3.0.19
        portmap         6.0
        ppp             2.4.4
        procinfo        18
        procps          3.2.7
        psmisc          22.5
        quota           3.15
        readline        5.2-007
        rp-pppoe        3.8
        rsync           2.6.9
        samba           2.2.11-ja-1.0
        screen          4.0.2
        sed             4.1.5
        sendmail        8.13.8
        setserial       2.17
        shadow          4.0.7
        strace          4.5.15
        sudo            1.6.9p4
        sysvinit        2.86
        tar             1.18
        termcap         1.3.1
        texinfo         4.9
        thttpd          2.25b
        tnftp           20070806
        tnftpd          20061217
        updated         2.11
        usagi-tool      stable-20030214
        util-linux      2.12r
        uucp            1.07
        vlan            1.9
        vtun            3.0.1
        wget            1.10.2
        wireless_tools  28
        zebra           0.95a
        zlib            1.2.3

■対象機種：
　OpenBlockS266 OpenBlockS266/128 OpenBlockS266/128/16R
　※下記の機種では本ファームウエアが動作いたしません。
　　　OpenMicroServer
　　　OpenBlockS 200(B/R)
　　　OpenBlockS 50
　　　OpenBlockSS with HOLON Linux

■使用方法：
　OBS266ユーザーズガイドをご覧下さい。

◆本アップデートプログラムに関する一般のお客様からのお問合せ先
ぷらっとホーム株式会社本社営業部
TEL (03) 3251-2600
FAX (03) 3251-2602
フリーダイヤル0120-795-123
e-mail factory@plathome.co.jp

【本新製品をはじめ、ぷらっとホームの製品概要、会社概要および他のプレスリリー
スなどは、ぷらっとホームのウェブサイトhttp://www.plathome.co.jp/ に掲載してい
ます】

OpenMicroServer(（オープンマイクロサーバ）はぷらっとホーム株式会社の登録商標
です。
OpenBlockS（オープンブロックス）OpenBlockS266（オープンブロックス266）は
ぷらっとホーム株式会社の登録商標です。

・LinuxはLinus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標あるいは商標で
す。
・そのほかの製品名および会社名は、各社または個人の、商標または登録商標です。
・製品仕様、外観は予告なく変更することがあります