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ファームウエアアップデートVer20050119　2.4.26

1. kernel のバージョンを 2.4.26 に変更しました。
   
   
2. gcc のバージョンを 3.3.4 に変更しました。
   
   
3. glibc のバージョンを 2.3.3 に変更しました。
   
   
4. ネットワークの速度が向上しました。
   
   

   ・パフォーマンス計測ツール netperf による計測結果
   	2.4.20	2.4.26
   eth0->eth1 NAT netperf	42.42 Mb/s	67.53 Mb/s
   eth1->eth0 NAT netperf	58.51 Mb/s	85.52 Mb/s
   ・FTPによる転送速度の向上
   	2.4.20	2.4.26
   HD eth0 FTP get	2.91MB/s	5.60MB/s
   HD eth0 FTP put	4.53MB/s	6.67MB/s
   HD eth1 FTP get	4.34MB/s	5.54MB/s
   HD eth1 FTP put	4.08MB/s	5.95MB/s

   
   
   
5. pcmciaのサポートを pcmcia-cs から Kernel Card Service に変更しました。
   pcmcia-cs にて動作させる場合は、/etc/mk.conf を USE_PCMCIA=pcmcia-cs と変更してビルドを行ってください。
   Kernel Card Service に変更したことに伴い CardBus デバイスが PCI デバイスの 扱いに変更されました。そのため CardBus ネットワークカードの設定は、 /etc/pcmcia/network.opts で行えなくなりました。
   Serial セットアップツールを使用して設定を行ってください。
   
   
6. 以下のカードが使用できるようになりました。
   ・RTL8139 チップを使用したネットワークカード
   ・Atheros 社 AR5002X チップを使用した802.11a/g 対応の無線LANカード
   　　同社の AR5002G チップを使用した SuperG シリーズの無線LANカードには対応していません。
   ・Intersil 社 ISL3890 チップを使用した 802.11g 対応の無線LANカード
   ・RTL8169 チップを使用したギガビットネットワークカード
   ※ ISL3890 を利用するときに必要なファームウェアは ライセンス上の問題により含まれていません。
   詳しくは http://prism54.org/firmware/ をお読みください。
   ファームウェアは上記 URL のリンク先より入手してください。
   CF/HD ベースで利用する場合は、ファームウェアを
   /usr/lib/hotplug/firmware に isl3890 という名前で置いてください。
   zImage に含める場合は、開発環境を構築後
   /usr/src/lib/firmware/prism54 に isl3890 をおいて
   "bmake release" を行ってください。
   

1. 起動時にドライバモジュールを組み込み中にカーネルパニックを起こす。
   →ターミナルソフトをシリアル経由で接続し起動時のメッセージを添付して送ってください。
   
   
2. 起動時に認識を行わない。
   →他Linuxで動作しているデバイスの場合,他Linuxにて起動した場合の 「lsmod を行った結果」をお知らせください。
   
   
3. ネットワークカードを認識し ethn が見えているが通信できない。
   →他ＰＣに装着した場合の HWaddr x1:x2:x3:x4:x5:x6 と 「ifconfig を行なった時の HWaddr」が異なっている場合があります。
   「lsmod を行った結果」と「ifconfig を行なった時の HWaddr」をお知らせください。
   
   
4. ネットワークカードを認識し 通信できているが mii-tool にて情報が表示できない。
   →"SIOCGMIIPHY on 'ethn' failed: Operation not supported"と表示される場合は その旨と「lsmod を行った結果」をお知らせください。
   おかしな表示が出る場合は 「lsmod を行った結果」をお知らせください。