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「AFT」及び「3TB」HDDにOSをインストールする場合の注意点
■ インストールガイド
設定に関する手順等は下記ドキュメントをご参照下さい。
■ Server対応一覧
標準構成時の対応です。
RAID構成時はAFT HDDの使用はできません。
○:対応 ×:未対応
Server | AFT | 3TB | |
---|---|---|---|
Linux | Windows | ||
TRQX-1/55SA | ○ | ○ | × |
TRQX-2/55SA | ○ | ○ | × |
SDQX/55 | ○ | ○ | × |
TR1X-1U/A | ○ | ○ | ○ |
TR1A-1U/B | ○ | ○ | × |
TR2X-1U/A | ×※1 | ○※2 | ○※2 |
TR2X-1U/B | ○ | ○ | × |
TrusSPS Series | ×※1 | ○※2 | ○※2 |
※1 標準搭載のRAIDコントローラが未対応のため。
※2 標準搭載のRAIDコントローラにより2TB以下のLUNを作成すること。
■ AFT HDDに関して
AFT (Advanced Format Technology) とは、物理セクタのサイズを従来の512Bytesから4096bytesに変更することで記録密度を高める技術です。
AFTではプラッタ容量の増加やエラー訂正精度向上が望めますが、OSがアクセスする単位と物理セクタにズレが生じると、読み書きのアクセス速度が低下してしまいます。
この性能低下を防ぐ為には対応ツールによるアライメント(パーティション位置)の調整が必要となります。
※2012年1月27日現在、弊社で採用するRAIDコントローラが未対応の為、RAID構築を行う事はできません。
■ 3TB HDDに関して
2TBを超えるHDDを利用する場合、パーティション作成には従来のMBRではなくGPTを利用する必要があります。
GPT(GUID Partition Table)とは2TBに容量制限のあるMBR方式に替わる新たなパーティション方式です。大容量HDDのサポートの他に作成可能なパーティションの数、CRC保護による信頼性向上などが期待できます。
GPTを利用するにはハードウェア(M/B、RAIDコントローラ等)やOSの対応が必要です。
※2012年1月27日現在、弊社で採用する3TB HDDは、512Bytesセクタのモデルとなっております。