オープンソースOSによる部署統合的なテスト環境を実現

CAネットワーク新規開発局
佐藤 真人 氏
100万人超の会員数を擁する無料ブログサービス「アメブロ」をはじめとしたサービスを、コミュニティポータルとも呼びうる形でウェブ展開するのが、株式会社サイバーエージェント(以下サイバーエージェント)である。これらのサービスを支える基盤システムの運用管理、およびシステム拡充にともなう設計見直し・トラブル対応と予測に携わるのが、エンジニアグループシステムアーキテクトの佐藤氏である。
システム拡充と環境統合化
サイバーエージェントでは、事業拡大とともにコンテンツも上記のように多様化・充実化が図られているが、その一方で、サブシステムの増加に伴い、サービス間の連携を行ううえでのトラブルの発生が懸念されるようになった。そこで佐藤氏は、すべてのサービスないし事業部が統合的に利用できるテスト環境を作る必要があると考えた。
また、それまでにサービスに用いられていた環境はすべてSIerが開発した商用OSによる環境だったため、オープンソースOSへの環境移行を行いコストセーブをはかる必要があった。こちらに関しては、ユーザが利用する実環境であるフロントエンドサーバでは移行が完了したが、テスト環境はいまだ商用OSのままであった。
そこで、統合的なテスト環境としての用途向けに、安価で安定していると同時に、オープンソースOSで稼動するシステムの導入を考えた。検討段階では他社製のものも候補に挙がったというが、結果的に佐藤氏が選択したのが、ぷらっとホームオリジナルサーバであった。
オープンソースOS対応の充実
「他社のサーバだと、そっちはCentOSの4.4がすんなり入らない。...うちとしてはすんなり入った方がいい。ぷらっとホームは、オープンソースOSに特化したサービスを提供しているとのことで、それが一番大きかったです。」
ぷらっとホームにおける、各種オープンソースOSへの検証および対応体制が優れたものであるということは、ゆるぎない実績によって証明されるところである。今回の佐藤氏の選択も、ぷらっとホームのそうした幅広いOS対応に信頼を寄せた結果となった。
導入効果
システムにはバーチャルホスト構成が採用され、WEBサーバや各サービスのサーバ他、データベースサーバなどが稼動している。運用中の大きなトラブルは特になく、カスタマーケアの対応が必要な場合が生じても、その迅速な対応スピードに満足しているという。
サイバーエージェントにおいては更なるサブシステムの増加が予想されるが、今回の実績を元に、今後もぷらっとホームからのシステム導入を考えているとのことである。

