ぷらっとホーム、DHCP・DNS・NTPが一体になったハイエンドモデルの ネットワークサーバーアプライアンス「EasyBlocks DDN1 ProLine」を発表
2026年3月17日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証スタンダード6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、「EasyBlocksシリーズ」の新ラインナップ、「EasyBlocks DDN1 ProLine」(イージーブロックス・ディーディーエヌ・ワン・プロライン)を発表しました。
「EasyBlocks DDN1 ProLine」は、DHCP・DNS・NTPサーバー製品ラインナップの最上位モデルとして開発された大規模ネットワーク向けアプライアンスです。
最大10万IPアドレスの払い出しと冗長構成に対応し、公共・文教・医療機関、企業の大規模LAN更新案件など、数万台規模の端末を対象としたネットワーク基盤の構築に適しています。

EasyBlocks DDN1 ProLine 製品写真
本製品によって解決できる主なポイントと想定利用シーン
本製品によって解決できる主なポイント
- 自前構築サーバーの運用負荷の軽減
特定の担当者しか扱えなかったDHCP/DNS/NTPサーバーをアプライアンス化することで、運用の属人化が解消され、保守や設定変更の負担を大幅に減らすことができます。 - 分散したサーバー管理の一元化
拠点ごと、または各サービスごとに分散していたサーバーを統合することで、設定変更や障害対応を一元的に行えるようになり、ネットワーク規模が大きくなっても管理の手間を抑えられます。 - 大規模向けアプライアンス導入のハードルを解消
必要な規模にちょうどよいモデルが少なかった課題に対し、本製品は高性能でありながら導入しやすい価格帯を実現しており、コストと性能のバランスに悩む状況を解消することができます。
想定する主な利用シーン
「EasyBlocks DDN1 ProLine」は、主に以下のようなお客様・案件での利用を想定しています。
- 1拠点あたり数千~数万台規模の端末を抱える企業・施設のネットワーク
- 官公庁・自治体向けネットワーク更改
- 大規模キャンパスネットワーク
製品リリースの背景
近年、官公庁・自治体の公共ネットワークや、全国に拠点を持つ大企業の社内ネットワークでは、DHCPサーバーの重要性がこれまで以上に高まっています。クラウドサービスの利用拡大や端末数の増加に伴い、拠点をまたいだIPアドレスの一元管理や、障害発生時にも業務を止めないための冗長構成が強く求められているためです。
ぷらっとホームでは、これまでEasyBlocksシリーズを通じてネットワークインフラ向けのアプライアンス製品を提供し、小〜中規模ネットワークを中心に安定したIPアドレス管理や名前解決基盤の構築を支援してきました。
しかし近年は、公共系ネットワークや多拠点展開企業の案件において、より多くの端末を収容し、高い可用性を前提とした設計が求められるケースが増えています。
また、公共系ネットワークインテグレーターや大手システムインテグレーターからは、
- 「冗長構成を前提とした大規模対応モデルがほしい」
- 「競合製品と同等以上の性能を維持しつつ、より導入しやすい価格帯の選択肢がほしい」
といったご要望も多く寄せられていました。
今回リリースする「EasyBlocks DDN1 ProLine」は、こうしたニーズにお応えするために設計された、公共案件および多拠点を持つ大企業のネットワーク向けハイスペックモデルです。
製品特長
最大10万IPアドレスの払い出しに対応した大規模ネットワーク向けモデル
DHCPサーバーのIPアドレス払い出し可能数に応じて、以下の3モデルをラインナップします。
- 20,000 IPアドレス対応モデル
- 50,000 IPアドレス対応モデル
- 100,000 IPアドレス対応モデル
これにより、数千台規模から数万台規模のクライアント端末を抱える大規模ネットワーク環境においても、安定したIPアドレス払い出しを実現できます。
DHCP・DNS・NTPサーバーを1台に集約
DHCPサーバー・DNSサーバー・NTPサーバーの3機能を1筐体に統合したネットワークサーバーアプライアンスです。
- DHCPサーバー機能:20,000 / 50,000 / 100,000 IPアドレス払い出しに対応
- DNSサーバー機能:キャッシュDNS / コンテンツDNSとして利用可能
- NTPサーバー機能:最大6箇所の上位NTPサーバーと同期可能
IPアドレス管理・名前解決・時刻同期といったネットワークインフラの中核機能を1台にまとめることで、サーバー台数や構成の複雑さを抑えながら、運用負荷の軽減と設計のシンプル化を図ることができます。
Active-Standby方式の冗長化に対応し、高い可用性を実現
Active-Standby方式による冗長構成に対応しており、稼働系(Active)と待機系(Standby)の二重化構成で2台1組での運用が可能です。
稼働系に障害が発生した場合は自動的に待機系へ切り替わり、IPアドレス払い出しや名前解決機能の停止時間を最小限に抑え、ネットワーク全体の可用性が極めて高いネットワーク構成の実現が可能です。
主な製品機能
- DHCPサーバー機能
- MACアドレスによる、固定割り当て/動的割り当て
- MACアドレスによる、動的割り当て禁止
- リース状況の表示
- 割り当て前Pingチェックの設定
- 複数サブネットに対応したDHCPサーバーとして利用可能
- サブネット情報設定
- ARPスキャンによる固定割り当て等用のホスト登録
- ポリシー管理機能 (DHCPリレーエージェント情報オプション)
- DNSサーバー機能
- 自社ドメイン用の外部DNSサーバー、社内クライアント用の内部DNSサーバー等に利用可能
- 上位DNSへのフォワード、再帰問い合わせ実行などの動作設定
- アクセス制御(クエリー送信元、再帰クエリー送信元、キャッシュアクセス)
- ゾーンの作成(プライマリ、セカンダリ、フォワード)
- ゾーン内のレコード編集
- キャッシュ/コンテンツの用途に応じた設定切替え
- IPv6アドレスの設定に対応
- NTPサーバー機能
- 指定した上位NTPサーバー、または本体のRTC時刻を配信するNTPサーバーとして利用可能
- 最大6箇所の上位NTPサーバーを設定可能
- IPv4 / IPv6アドレスおよび FQDN 形式でのサーバー指定に対応
- その他の機能
- Active-Standby冗長化対応
- タグVLAN対応
- Ethernetポートごと・サービスごとの通信フィルタ制御機能
- SNMPエージェント機能
- Web UI IPアドレスフィルタ機能
ラインナップと性能
| 製品名 | EasyBlocks DDN1 ProLine | |||
| 型番 | EBIA/DDN1PL20K/3Y | EBIA/DDN1PL50K/3Y | EBIA/DDN1PL100K/3Y | |
| 適用可能規模 | DHCPサーバー機能 | 最大20,000台 | 最大50,000台 | 最大100,000台 |
| DNSサーバー機能 (※1) | 端末20,000台程度の内部・外部DNS | |||
| NTPサーバー機能 (※1) | 端末20,000台程度 | |||
| 性能指標 (※2) | DHCPサーバー機能 (※3) | 5,500リース/秒 | ||
| DNSサーバー機能 (※4)(※5) | 150,000クエリー/秒 | |||
※1 数値は目安であり、構成・使用条件によって異なります。
※2 それぞれ、1ノード・1アプリケーションで動作した場合のソフトウェア疑似試験による測定。
※3 本体内へのログ保存が有効、かつ割り当て前Pingチェックが無効の場合。
※4 本体内へのログ保存を無効にした場合。
※5 自身が保持しているゾーン・レコードに対する問い合わせ。
製品仕様(全ラインナップ共通)
| 外部インターフェイス Ethernet (※6) | 10/100/1000 Base-T x 2 | ||
| 筐体サイズ | 434(W)×557(D)×43(H) mm (突起部含まず) | ||
| 重量 | 約13kg | ||
| 動作温度 / 湿度 (※7) | +10℃~+35℃ / 8%~80%Rh | ||
| 保存温度 / 湿度 (※7) | -45℃~+65℃ / 5%~95%Rh | ||
| 電源 | 内蔵AC電源(ホットスワップ対応リダンダント電源ユニット) 内蔵AC電源用電源ケーブル AC100V用2本標準添付 |
||
| AC 100‐240V±10% | |||
| 電気安全規格 | IEC62368-1 / PSE | ||
| EMC規格 | VCCI Class-A適合 | ||
| 環境保護 | RoHS / REACH | ||
※6 Auto MDI/MDI-X対応。
※7 結露なきこと。
見積もり・納期について
現在、世界的な部材の高騰・納期遅延の影響を受けております。
詳細な価格や納期に関しては、以下よりお問い合わせください。
https://www.plathome.co.jp/contact/con-general/
関連URL
- EasyBlocks DDN1 ProLine製品ページ
https://www.plathome.co.jp/product/easyblocks/ddn1/ddn1-proline/
- 画像ダウンロードページ(メディア様向け)
https://www.plathome.co.jp/photo-download/ddn1-proline/
オンラインセミナー情報
DHCP・DNS・NTPサーバーは、現在でも自作で運用されているケースが多く見られます。しかし近年では、担当者への依存やブラックボックス化により、運用管理が難しくなる課題が浮き彫りになっています。
特に公共・自治体分野では、属人化を防ぎ、運用管理をシンプルにしながら低コストで導入できる手段として「アプライアンス」という選択肢が広がりつつあります。
メーカーとして日々お客様と接する中で見えてきた「なぜ今アプライアンスが選ばれているのか」という背景を解説するとともに、中小規模オフィス向けモデルから最大10万IPアドレス対応モデルまで幅広くラインナップするEasyBlocks DDN1シリーズを例に、アプライアンス導入のメリットや活用ポイントをご紹介します。
また、アンケートにご回答いただいた方から抽選10名にEasyBlocksオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンも実施しておりますので、ぜひこの機会にご参加ください。
▼オンラインセミナー情報詳細
https://www.plathome.co.jp/event/260415-oe18/
ぷらっとホームについて
ぷらっとホームはマイクロサーバー・IoTゲートウェイの開発製造メーカーです。1993年の創業よりLinuxサーバーのパイオニアとして、通信やネットワーク分野に自社製サーバーを供給してきました。代表的な製品である超小型Linuxサーバー「OpenBlocks®」は、大手通信事業者をはじめ、物流、輸送、金融、エネルギー産業、官公庁など日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、成長しつつあるIoTの分野でもLinuxサーバーをベースとした当社のIoTゲートウェイは主要産業で幅広く利用されています。
EasyBlocksシリーズについて
EasyBlocksシリーズは、2011年のリリースから累計導入実績7,000社を誇るネットワークアプライアンスサーバーです。2025年で14年周年を迎え、監視シリーズ・Syslogシリーズ・DHCPシリーズ・PacketiX VPNなど機能別に全7ラインナップを展開。「低コスト」かつ「構築・運用の手間いらず」で手軽に導入できるとして、ぷらっとホーム社の看板製品シリーズです。
本発表に関するお問い合わせ先
ぷらっとホーム株式会社 事業推進グループ
pr@plathome.co.jp
※ ぷらっとホームおよびPlat’Homeの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。
※ 本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
※ 外観・仕様・価格等は予告なく変更する場合があります。

