導入からサーバー障害発生時まで、管理者の手間を大きく軽減
技術革新のきわめて急速な現在、情報技術やバイオテクノロジーといった技術開発、さらには環境・エネルギー問題といった課題に積極的に取り組む研究機関、産業技術総合研究所(産総研)。産総研 生命情報工学研究センター RNA情報工学チームも、わが国におけるそうした先端的研究の進展を担う機関のうちのひとつである。
RNA情報工学チームでは、実験のために大規模な計算用サーバーが用いられるが、そうしたシステムの土台を支えるために、監視BlockS Proが重要な役割を果たしている。
大規模な計算資源を必要とするシステム

RNA情報工学チーム 研究チーム長
金 大真 博士
RNA情報工学チームでは、その名の示すとおり、生体内に存在するRNA(リボ核酸)分子のうち、とくに機能性RNAの働きを、情報工学を用いて解明しようとする研究が行われている。生物学に分類されつつも「試験管の変わりに計算機を用いて解析を行い、その背後にあるメカニズムを解明しようという立場」にあるのが、RNA情報工学であると、生命情報工学研究センター RNA情報工学チーム 研究チーム長 金大真博士は語る。
「機能性RNAの情報解析をするためには、特殊な計算資源が必要です。我々はそのために、64Gバイトの主記憶空間を供えたサーバー2台と、ウェブ・サーバー、データベース・サーバーを含めた計8台の計算サーバーを抱えています。」(金博士)
十分な機能かつ廉価な製品の導入を検討
この8台の計算サーバーは、RNA分子の塩基配列情報や、ヒトやマウスのゲノム配列情報といった膨大なテキストデータをやりとりしている。配列解析を行うにあたり、金博士はこれらサーバーの死活や処理負荷の情報を管理する必要があるが、普段業務にあたる施設とは別の建物にサーバーがあるため、サーバーの状態を遠隔監視するためのソリューションを求めていたという。
「当初から、十分な機能を持ちながら廉価な製品の導入を考えておりまして、すぐに頭に浮かんだのが、ぷらっとホームのマイクロサーバシリーズです。」(金博士)
知人からの推薦
求めるソリューションを果たす製品としてぷらっとホームのマイクロサーバを考えていた矢先、金博士は、やはりバイオテクノロジー関連事業に携わる会社の知人から、監視BlockS Proの存在を聞いたとのこと。
「ぷらっとホームさんのことは、計算機の世界では有名な会社としてはるか前から存じ上げておりました。それで、ぷらっとホームさんからこんな製品が出されているという話を聞きまして。」(金博士)
確かな導入効果で要望に応えるソリューション
十分な機能を備えていること、そして初期導入コスト・運用コストの低さに加え、ぷらっとホームの製品であることも後押しして、金博士が監視BlockS Proの導入を決意するのに時間はかからなかったという。
金博士は、pingによる死活監視機能や、HTTPサービス、MySQLサービスなどの死活監視のためのプロトコルレベル監視機能を利用し、障害発生時にはメーリングリストへのメール送信を行うように設定している。また、MRTG監視も行い、サーバーの負荷状況をグラフにより逐次監視するということも行っている。
「導入成果として、課題は十分に解決されました。サーバーが止まってもすぐに対応できるのがよいですね。」(金博士)
導入から運用まで管理者の手間を大きく軽減するため、監視BlockS Proは様々な配慮が行われている。また、WEBブラウザから日本語で設定が可能という監視BlockS Proの特長も功を奏し、実際の導入もスムースであったとのこと。
基幹システムを支えるためのソリューションとして、監視BlockS Proはしっかりと金博士の要望に応えているようだ。

